第4回中国国際消費品博が閉幕 ブランド4千超出展

第4回中国国際消費品博が閉幕 ブランド4千超出展

17日、中国国際消費品博覧会の会場を訪れた来場者。(海口=新華社記者/郭程)

 【新華社海口4月20日】中国海南省で6日間にわたって開催された第4回中国国際消費品博覧会が18日閉幕した。今年最初の重要な国際見本市で、「消費促進年」イベントの重要な一部。今回は規模、出展ブランド数、新商品発表数、来場者数など各指標が過去最高を更新し、中国消費市場の巨大な潜在力が示された。

 消費品博を開催した海南国際経済発展局の集計によると、総展示面積が12万8千平方メートルで、71の国と地域の計4019の優良消費財ブランドが出展し、出展国数とブランド数が前回をそれぞれ9%、19%上回った。発表された新商品は1462点で、前回より45%増え、参加バイヤーは5.5万人超で、前回より10%増え、来場者は延べ37.3万人で、前回より5.2万人多かった。

第4回中国国際消費品博が閉幕 ブランド4千超出展

17日、出展2回目となる広東省深圳市の電子・音響製品メーカー、深圳市韶音科技のブースでイヤホンを試す来場者。(海口=新華社記者/郭程)

 「1+N」全島展示方式が今回初めて採用され、海口、博鰲などでヨット・ボート、免税ショッピング、国際健康の3つのサブ会場が設けられた。ヨット・ボートは80カ国の国際ブランドが出展し、昨年より14%多い250隻が展示された。免税ショッピング会場では国内外の有名ブランドが連携して、1年を通して不定期でファッションショーや新商品発表会などを開催し、「永遠に幕が下りない」免税ショッピングの新たなシーンを作り上げた。国際健康会場では65の企業が2123種類の商品を出展し、世界の先進医療技術を展示した。

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18日、博覧会の会場を見学する来場者。(海口=新華社記者/郭程)

 また「消費促進年」に焦点を当てたイベントとして、今回の消費品博はトラベルリテール、スマートホーム、グリーン金融、医療健康、国際教育、女性ファッションなど六つのテーマイベントを開催、新商品発表ショー、バイヤーマッチング、業種プレゼンテーションなどを含む600を超える特色のあるイベントを実施した。

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