大谷翔平のヘルメットにボコッ! 強烈な後頭部タッチにも生還&得点圏で久々適時打

盗塁を決め頭にタッチされる大谷翔平

ドジャース・大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、本拠地のドジャー・スタジアムで行われたメッツ戦で〝珍事〟に見舞われた。

場面は4点差を追いかける4回の攻撃だ。先頭打者だった大谷は冷静に球を見極めて四球で出塁。二死となった後、ヘルナンデスの打席で大谷が仕掛けた。初球に変化球が投じられた瞬間、一塁から猛ダッシュで二塁に滑り込み、悠々と盗塁に成功。

しかし、ベースカバーに入り、捕手からの送球を受けた相手二塁手・マクニールがボールを収めたグラブでタッチしてくると、図らずも滑り込んだ直後の大谷の後頭部付近にボコッ! 流れの中でのプレーでヘルメット越しだったとはいえ、なかなかの〝強烈タッチ〟に大谷は両手で頭を抱えてうずくまる事態に…。それでも立ち上がる際にはマクニールの足をポンポンと叩いて〝大丈夫だ〟とアピールした。

頭にタッチされるも笑顔で立ち上がった大谷翔平

そして自らの俊足で二死二塁と広げたチャンスで、ヘルナンデスが続く2球目の直球を右前へはじき返すと大谷はグングンと加速して一気に本塁を陥れた。

さらに5回二死一、二塁で巡ってきた第3打席では右前へ運び、3月20日の開幕戦以来、得点圏でのタイムリーも記録。足とバットで2点をもぎ取った格好で本拠地も沸いている。

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