リバプールのMFチアゴ・アルカンタラら3人が退団へ クロップ監督退任でチーム再編

リバプールのチアゴ・アルカンタラ(ロイター)

イングランド・プレミアリーグの名門リバプールに所属するGKアドリアン(37)、DFジョエル・マティプ(32)、MFチアゴ・アルカンタラ(33)が今シーズン限りで退団する可能性が高まっている。

英メディア「フットボール・インサイダー」によると、リーグ優勝争いを繰り広げているリバプールは今季限りで名将ユルゲン・クロップ監督の退任が決定。新監督は未定ながらも、来季に向けて小規模なチーム再編を計画しており、今シーズン後に契約満了となる3人と新たな契約を結ばない方針という。

今季これまでGK陣をサポートしてきた第3GKのアドリアンは年齢もあって退団する意向を示し、マティプは負傷により、クラブ側が契約更新を見送る考え。チアゴに関してはクロップ監督の退任により、退団を検討。すでに代理人が新たなクラブに売り込みをかけており、このままリバプールを去る見通しだ。

リバプールではエースのエジプト代表FWモハメド・サラーも今夏にサウジラビアクラブへの移籍が確実で、コロンビア代表MFルイス・ディアスもフランス1部パリ・サンジェルマン入りがささやかれている。名将が退団し、新監督を迎えるに当たってチーム再編を加速させていくようだ。

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