「メルヘン工房」の意味
「メルヘン工房」（めるへんこうぼう）とは、サンリオピューロランド内にあるグッズショップ。好きなパーツを組み合わせて、オリジナルグッズを作ることができる。
2024年4月現在は「おなまえホルダー」と「パスケース」の2アイテムが作成可能（※1）。
以前からピューロランドの入場者には人気があったが、近年の推し活ブームにより、来場者が激増。これは推しの名前やイメージモチーフを組み合わせて、オリジナルの推し活グッズを作るのが流行しているためである。
メルヘン工房自体がごく限られた面積であること、多種類から好みのパーツを選んで組み上げるのに10分程度の時間がかかることから、タイミングによってはかなり混雑する。繁忙シーズンは整理券が配布されることもある。また、商品によってはひとりあたりの購入数に制限がかけられている場合もある。
2024年1月に福岡県福岡市にオープンしたサンリオのテーマパーク「Sanrio characters Dream!ng Park」にも「メルヘン工房」がある。こちらは誰でも入場無料で、オリジナルグッズを作ることができる。
大分県速見郡日出町にあるサンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」には、アミューズメントエリア「サンリオキャラクターズ ファンプラザ」があり、同じくオリジナルグッズを作ることが可能。こちらは正確には「メルヘン工房」ではないが、ほぼ同じ性質のスポットであるため、ファンから「ハーモニーランドのメルヘン工房」と呼ばれることもある。
「メルヘン工房」の由来・語源
東京都多摩市にあるサンリオのテーマパーク「サンリオピューロランド」および、福岡県福岡市の「Sanrio characters Dream!ng Park」内にあるグッズショップの名前。
公式サイドから店名の具体的な由来は明かされていないが、ファンからはサンリオならではの「メルヘン」なアイテムを作れるスポットとして認知されている。
「メルヘン工房」の活用例
「ピューロのメルヘン工房で推しのおなまえホルダー作ってきた！」
「フォロワー！ 誰か私と一緒にメルヘン工房で推し活して！」
「完全に推し変したなって思うのは、サンリオのメルヘン工房でそのキャラのおなまえホルダーを作ったとき」
「メルヘン工房の混雑がえぐかったけど、大満足の一枚が作れました」
「ドリパにもメルヘン工房できるの！？」
「この前メルヘン工房に行ったけど、推しをファンタジー世界の概念に落とし込むのが大変だった……がんばった……」
▼メルヘン工房の楽しみ方
メルヘン工房で特に人気が高いのは「おなまえホルダー」。自分の名前はもちろん、推しの名前で作るのが流行しているネームホルダーである。
大まかな制作の流れは以下の通り。
①土台を選ぶ
サンリオキャラクターがデザインされた土台を選ぶ。ショップやシーズンによって、取り扱いキャラクターやデザインが変わることも。
②パーツを選ぶ
土台に乗せるパーツを選ぶ。名前はひらがな、カタカナ、アルファベットから選択可能。飾りパーツもショップやシーズンによって取り扱いが異なる。
③精算・接着
レジで精算。土台の金額は均一で、文字や飾りの数によって金額が上乗せされていく。
その後選んだパーツを接着。ピューロランドはスタッフが接着をおこなうが、ハーモニーランドとドリーミングパークは自分自身で接着する。
▼サンリオは推し活に優しい
「メルヘン工房」に限らず、サンリオは推し活にまつわる様々なグッズを販売している。推し活グッズシリーズ「エンジョイアイドルシリーズ」をはじめとして、オンラインショップには「#推しのいる生活」の項目も。
またアイドルやタレント、アニメやゲームなどのコンテンツとのコラボも盛んで、推し活との結びつきが非常に深い世界と言えるかもしれない。
※1
サンリオピューロランド内「メルヘン工房」のサイト
https://www.puroland.jp/shop/marchen_koubou/
