【F1】中国GPスプリント 〝ドラ息子〟ストロールまた低迷で批判集中「立派な車もったいない」

走行するアストンマーティンのランス・ストロール(ロイター)

F1中国グランプリ(GP)スプリントが20日に開催され、アストンマーティンのランス・ストロール(25)が全く見せ場なく14位に終わり、海外で猛批判を浴びている。

ストロールは、父ローレンス氏が大富豪でアストンマーティンのオーナーとなり、その〝コネ〟でF1レーサーの座を手にしたと以前から指摘されている。さらに今季はパフォーマンスにも批判が高まり、7日の日本グランプリ(GP)では、マシン性能で優位なはずのRB角田裕毅(23)に敗れてポイントを逃すなど酷評されている。

そうした中で迎えた中国GPスプリントでは、同僚のフェルナンド・アロンソ(終盤にマシン不良でリタイア)が優勝争いを展開してさすがの存在感を発揮した一方で、ストロールは下位に沈んだまま14位に終わった。

上位のマシンにもかかわらずまたも低調なパフォーマンスに終わったことで、海外を中心にF1ファンからは批判が殺到。ネット上では「ランス・ストロールがアストンマーティンに乗っているのを見ると、私は本当に腹が立つ。彼にはそんな立派な車はもったいない」「ストロールがどこにいるか忘れてしまうことがよくあるのが面白い」「ストロールがアストンのドライバーであることは残念だ、アロンソにはもっと高いレベルのチームメイトがいて、トップになって面白いことをしてほしかったと思う」とストロールにアストンマーティンの車は〝豚に真珠〟だと非難の的になっている。

父の威光で契約延長も噂される中、〝ドラ息子〟は21日の決勝で汚名返上できるのか。

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