【マイラーズC】2強のワンツー確率は「4%」か セリフォス&ソウルラッシュの“不吉データ”に穴党も垂涎

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21日、京都競馬場で安田記念の前哨戦・マイラーズC(GII、芝1600m)が行われる。

すでに前売り発売が実施されており、単勝1番人気はメンバー中唯一のGI馬セリフォス。そのオッズは3倍台を示しているが、昨年のマイルチャンピオンシップ2着馬ソウルラッシュも3倍台とこれに追随。群を抜く実績を残している2強が抜けた支持を集めている。

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単勝2番人気が3倍台は“両雄並び立たず”のサイン

注目すべきは2番人気馬の単勝オッズ。発走直前まで人気が二分しそうだが、2番人気馬が単勝3倍台の古馬芝1600m重賞は過去10年データで23レース出現。そのうち1-2番人気馬のワンツーはたったの一度、その確率はわずか4%と“両雄並び立たず”のケースがほとんどを占めていたのだ。

記憶に新しいところでは昨年のマイルチャンピオンシップ。当時の1番人気馬は単勝2.5倍のシュネルマイスター、2番人気は単勝3.2倍のセリフォス。3番人気ソウルラッシュが5倍台後半と2強を示す戦前の評価だったが、終わってみれば5番人気-3番人気の決着。ソウルラッシュが出走したレースでは京成杯AHも似たようなオッズで施行されたが、2番人気-5番人気の決着だった。

セリフォスとソウルラッシュのワンツーは一度のみ

セリフォスとソウルラッシュは今回が7度目の対戦。これまではセリフォスが4度、ソウルラッシュが2度先着をはたしているが2頭のワンツーはたったの一度。同じ路線を歩む2頭が持つ特性の違いもまた、ワンツーフィニッシュを遠ざけるファクターと言えるだろう。

マイラーズCは過去にグランプリボス、インディチャンプ、シュネルマイスターなど名だたる名馬が制したマイル重賞。発走時間は21日の京都11R、15:35予定だ。

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(SPREAD編集部)

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