【春季広島県高校野球大会1回戦 新庄0―1崇徳】
昨秋の広島県大会で準優勝し、中国大会でも8強入りした新庄は、崇徳に4安打零封負け。夏の広島大会は、ノーシードで臨むことになった。
打線は一回1死二塁の先制機を逃すと、崇徳の右横手、脇本晃寿を打ちあぐねた。五回から3イニング連続で得点圏に走者を進めたものの無得点。すると七回、それまで好投を続けてきた18歳以下日本代表候補の先発石津慶大が連続長打を許して失点し、これが決勝点となった。8回を4安打、96球の力投も報われなかった。
昨年12月、前監督が選手に不適切な指導をしたとして1年間の謹慎処分に。2014年の選抜大会に初出場した際の「3番・二塁手」だった西島晴人コーチが監督に就任した。「自分が、初戦にいい状態で合わせてあげられなかった。夏に向けてやることをやっていくだけ」と前を向いた。