ジダン氏「マンUを希望」と英紙報道、バイエルンと交渉中も「ドイツ語のスキル」が問題か

ジネディーヌ・ジダン氏(ロイター)

元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏がイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド監督を希望していると、英紙「デーリー・メール」が報じた。

元スーパースター選手でスペイン1部レアル・マドリードで監督を務めていたジダン氏をめぐってはドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの来季新監督として交渉が進んでいると各メディアが報道。同紙は「ジダンはBミュンヘンとの監督契約に近づいていると伝えられているが、大きな障害が一つある。ジダンはむしろマンチェスターUの監督を希望しているというものだ」と指摘した。

マンUではエリック・テンハグ監督の退任がささやかれており、後任指揮官についても報じられている。同紙は「51歳のジダンはRマドリードで3度のチャンピオンズリーグ優勝と2度のリーガ制覇を経験しており、すぐに成功をもたらすことができる人物とみなされている」とし、クラブ運営を担う実業家のジム・ラトクリフ氏もジダン氏の就任を「夢見ている」という。

その一方で「Bミュンヘンでのトロフィー獲得の容易な見通しはジダンにとって魅力的だが、ミュンヘンでの生活と限られたドイツ語のスキルが障害になると考えている」とし、本人は契約に慎重な姿勢と伝えていた。果たして名将はどんな最終決断を下すだろうか。

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