「このために仕事をしてきた」久々アシストの鎌田大地が喜びを語る!「監督が信頼してくれてうれしい」「貢献できた」

評価基準となるべきは、得点やアシストの数だけではない。それでも、久しぶりにゴール、それもチームに勝利をもたらしたゴールに絡んだことへの充実感は大きいだろう。

ラツィオの鎌田大地は4月19日、セリエA第33節のジェノア戦で先発フル出場し、ルイス・アルベルトの決勝点をアシストした。チームは1-0で勝利し、暫定で6位に浮上している。

67分、鎌田はフェリペ・アンデルソンにボールを預けてボックス内に飛び込むと、味方からのリターンを折り返す。すると、マティアス・ベシーノがスルーしたボールをルイス・アルベルトがゴールに叩き込んだ。

鎌田のアシストは9月16日の第4節ユベントス戦以来だ。ユーベ戦は1-3で敗れており、ラツィオの勝利につながるアシストは初となった。

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ラツィオ専門サイト『cittaceleste』によると、鎌田は試合後にクラブの公式チャンネルで「この勝利はとてもうれしい。貢献もできた」と話している。

「監督が信頼してくれるのもうれしい。常にこのために仕事してきた。今は自分の機会を得ることができてうれしい」

マウリツィオ・サッリ前監督の下では出場機会に恵まれなかった鎌田だが、イゴール・トゥドール監督になってからの存在感と評価は右肩上がりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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