田村淳、能登半島地震の復興支援を訴えたところ、反対意見が罵詈雑言で苦言「委縮しちゃう」

20日放送の『田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、SNSで反対意見に対し集団で罵詈雑言を浴びせる風潮に関して疑問を語った。

番組では先日、淳が訪れた石川県輪島市の動画をYouTubeで公開した話をしていた。

1月の震災で大きな被害を受けた能登半島の中でも輪島市は地理的にかなり復興が進んでいない地域となっており、淳は動画投稿の他にも公式X(旧:Twitter)で、「大阪万博のテーマは『命輝く未来をデザインする』ですが…今、現在、命を輝かすことが難しい被災地の復旧、復興のためにもどうか補正予算なり復興予算なりを組んで欲しいと、先日能登半島に行ってからずっと感じていました」と復興に関しての思いを投げかけていた。

この投稿は「大阪万博の開催に異を唱えるつもりないんですが…開催まで1年を切った状況で中止になることなんてないと思いますし」と前置きをして投稿したのにも関わらず、淳のXには「万博と石川の復興を一緒くたにして語るな!」と言った批判の他、批判にもならない暴言も多数寄せられたようで、「大阪万博の開催を待ち望んでいる、まあ、維新系の人たちだと思うんですけど。もの凄い罵詈雑言が飛んでくるので」とコメント。「確かにね芸能の仕事をしている人間が言うのはあまり良くないのかもしれないけど、感じたことも言えないような空気感にするには間違っていると思う」と語った。

さらに淳は「反対意見があるのはいいんですよ、その反対意見を、汚い言葉とか荒い言葉で集団でねじ伏せるというのは、僕は汚ねえやり方だなって思うので。それぞれがキチンとした言葉で、自分の意見をSNSにあげるのは問題ないと思うんですけど」と反対意見ならばちゃんとした言葉で言うべきであるとし、「やっぱ脅しだったりとか、集団でやってくる空気感‥ こんなこと続いてたら声あげられないし、なにより石川の人が声あげられないですよね、萎縮しちゃって」と震災で被災した人々の口も封じることになりかねないと苦言を呈したのだった。

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