唐草文様やモダン柄などずらり 第39回砥部焼まつり、大勢の来場者で盛況 

砥部焼を手に取り、重さや柄を見定める来場者=20日午後、砥部町千足(撮影・水原奈々)

 砥部焼を格安で販売する第39回砥部焼まつり(実行委員会主催)が20日、砥部町千足の町陶街道ゆとり公園などで始まった。定番の唐草文様や色とりどりのモダン柄などが会場にそろい、大勢の人が訪れている。21日まで。

 大即売会では、町内外約60の窯元が食器や花器、風鈴など約10万点を市価の2~3割引きで販売。窯元別に商品が並ぶ中、来場者はカラフルな花柄の皿やドットやストライプ柄の湯飲みなどを手に取り「かわいいね」「迷う」などと吟味しながら、何点も商品を選んでいた。

 21日は、ゆとり公園での大即売会のほか、砥部町大南の砥部焼伝統産業会館と町商工会館で地元作家による新作展やチャリティーオークションなどがある。

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