「我々の勝利が妥当」鹿島を4発粉砕の鳥栖、川井監督は「数字だけでなくて、中身も改善されてきた」と手応え

サガン鳥栖は4月20日、J1第9節で鹿島アントラーズとホームで対戦し、4-2で勝利。連敗中で、6試合未勝利だったなかで、2節・北海道コンサドーレ札幌戦(4-0)以来の白星を掴み取った。

11分に先制を許す展開だったが、30分に河原創が同点弾を決めると、45+3分に逆転ゴールを挙げたマルセロ・ヒアンが、80分にもネットを揺らす。86分に2失点目も、その2分後に福田晃斗がダメを押した。

試合後のフラッシュインタビューで、川井健太監督は「本当に苦しい状況のなか、今日の勝利をファン・サポーターに届けることができて非常に嬉しく思います」と噛みしめる。

【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
インタビュアーから「前から行くところ、ライン設定」について問われると、次のように応じる。

「結果としては2失点しているので、そこはまた改善しなければいけないですけど、ピンチの数は減ってきているなというふうに思いますし、今日の試合では、我々の勝利が妥当な結果だと思います。そういう意味では、数字だけでなくて、中身も改善されてきたので、守備の部分も評価できる」

久々の勝点3も、指揮官は「まだ何も得たものはない」と気を引き締める。「ここから本当に、次の試合が一番我々にとって大切な試合ですので。今日は一日、みんなで喜んで、まあ連戦ですし、次の試合に切り替えていきたい」と語った。

次戦は中3日で、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦でロアッソ熊本と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社