京都サンガ、新潟に敗れ今季初の3連敗 ミスあり決定機作れず ホーム初白星いまだなく

サンガ-新潟 後半14分、新潟の谷口に先制ゴールを許すサンガ守備陣(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは20日、サンガスタジアム京セラで第9節の新潟戦に臨み、0-1で敗れて今季初の3連敗を喫した。今季ホーム初白星はいまだなく、6戦白星なし。勝ち点は6のまま。

 サンガは、パリ五輪アジア最終予選のためU-23(23歳以下)日本代表の川崎が離脱中。塚川がサンガ加入後初先発し、金子はけがから復帰して5試合ぶりのスタメンとなった。

 サンガは前半6分、FKから宮本のシュートでゴールを脅かしたが、それ以降はミスが増え、なかなか決定機を作れなかった。サイドで数的優位を作られてサイドチェンジで揺さぶられる場面も多く、同28分にはシュートまで持ち込まれたが、GK具のセーブで耐え、無失点でしのいだ。

 後半開始から松田が交代出場。前線からのプレスを活性化させてギアを入れ直したが、同14分、ペナルティーエリア付近でセカンドボール争いに負けると、相手FWに振り向きざまにゴールを決められた。アピアタウィア、トゥーリオ、鈴木冬を同時投入し、その後谷内田も入ったが、最後までシュートに持ち込めなかった。

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