筒香の〝凱旋試合〟はバウアー超えの大フィーバー! 注目の第1打席は死球

球場入りする筒香嘉智

つかみはOK。米大リーグ・ジャイアンツをFAとなり5年ぶりに古巣のDeNAに復帰した筒香嘉智外野手(32)が20日、帰国後初の実戦に臨んだ。イースタン・巨人戦(横須賀)に「4番・DH」で出場し、2打数1安打1打点だった。

初回の第1打席はメンデス投手(29)にまさかの死球。初球を右のヒジ当てにぶつけられた筒香も「ビックリした」と驚く〝洗礼〟となった。3回の第2打席はチェンジアップに空振り三振。5回二死二塁からの第3打席はメンデスの139キロを中前へはじき返し、帰国後初安打&初タイムリーをマーク。メジャー帰りの貫禄を見せつけた。

かつての主砲の凱旋に横須賀スタジアムは大盛況だった。開門前から950人が並び、開門時間を35分繰り上げた。入場者数は二軍では異例の2950人。これはサイ・ヤング賞右腕、トレバー・バウアー投手(33)の初登板となった昨年4月16日の二軍・西武戦の2680人を大きく上回る大フィーバーとなった。

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