地下鉄東西線、西18丁目から徒歩5分ほど。
とあるマンションの一室に隠れた焼き菓子やデザートが楽しめるカフェ『カプセルモンスター』をご存知ですか。隠れ家のような佇まいで、「space1−15」というマンションの5階にお店を構えています。
マンションに一室に…？インターホンを押して入る隠れ家カフェ
インターホンの横には、店名がずらり。マンションの入り口にはオートロックがあるので、行きたいお店の部屋番号を押して、入店する珍しい仕組みです。
外観は、居住マンションなので、“本当にお店が入っているの？”と不思議に思う雰囲気ですが、それぞれのお部屋に、20を超えるアーティストさんたちのショップがあり、非日常感を味わえる空間です。
早速“507号室”を押して、ビル内に入ります。
目印を辿りに、まずはお目当てのカフェスペースに潜入！
5階へ上がると、左正面に、焼き菓子とケーキを販売している“503号室”のショップが。“507号室”カフェスペースは、反対側を角まで進むと辿り着きます。
ショップで購入した焼き菓子やケーキを、ドリンクと一緒にカフェでいただくこともできるそうです。
アンティークな雰囲気が漂う入り口が魅力的。心地いいジャズに揺られながら、ゆったりとした時間を過ごせる空間です。壁には、洋菓子屋さんならではの、特徴的なディスプレイも。日常生活では、触れることのないお菓子道具にワクワクしますね。
1日10食限定、極上の「フレンチトースト」を注文
魅力的なメニューばかりで悩んでしまいますが、“1日10食限定”に惹かれて「フレンチトースト（700円）」を注文。他のメニューでは、ティラミスやキッシュも数量限定だそうです。
デザートに合わせて、杉屋珈琲さんの豆を使用したオリジナルブレンド「 Capsel Monster Blend（600円）」も注文。
洋菓子屋さんが手がけるからこそ、こだわりの詰まった一味を
卵と牛乳のシンプルベース生地に、バケットをしっかり染み込ませ、ふんわりと焼き上げて作っているそう。「自家製タヒチバニラのアイスクリーム」もセットなのは嬉しいポイント！
バケット自体は甘くはなく、全体にハチミツがじゅわっと染み込み、優しい甘さが際立ちます。クラスト部分（バケットの皮の部分）もしっかり生地が染み込んできるので、柔らかい口どけですが、ちょっとサクッとする食感も楽しく味わえます。一口サイズに、軽く切り込みが入っているので、ナイフがすんなり入り、美味しくいただける工夫が加わっています。
冷やされたココットに入ったアイスクリームは、溶けにくいので、ゆったりとお食事を楽しむことができます。フレンチトーストに乗せると、じわっと溶け出し、バケットに染み込む境目は至福の味です。
深いコクの後味のあるコーヒーは、甘く冷えた口をまろやかにしてくれます。ドリンクを頼むと、必ず焼き菓子が一つついてくるそうです。なんてうれしい特典なんでしょうか…！
最後に焼き菓子ワールドも堪能しませんか？
せっかくなので、食後に“503号室”ショップへ。一度、ビル内に入ってしまえば、他のお店はそのまま向かっていいそうです。
店名の由来を体現するような、ワクワクする焼き菓子やグルテンフリーのケーキが勢揃い！ カフェもショップも、オーナーのこだわりが詰まっている空間ですね。
フィナンシェの種類も豊富で見てるだけでも楽しい！ パクッと食べれてしまうサイズなのもうれしいです。外観からは予想できない素敵な空間で、優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょう。
CAPSULE MONSTER - カプセルモンスター -
住所：札幌市中央区南1条西15丁目1−319シャトールレェーヴ（space1−15）
Shop503号室、Cafe507号室
営業時間：Shop 正午〜午後7時、Cafe正午〜午後7時（L.O.午後6時30分）
（※カフェは不定期営業です。HPよりカレンダーをご覧ください）
定休日：火曜日・水曜日
電話番号：011-633-0656
WEB：CAPSULE MONSTER - カプセルモンスター -https://www.capsulemonster.net/
Instagram：＠capsulemonster
（上記の情報は2024年3月時点の情報です。
最新の情報は各店舗にお問い合わせください）
