徳島ヴォルティスは4月20日、J2第11節で藤枝MYFCと敵地で対戦。38分にブラウン ノア賢信のPK弾で先制すると、この1点を最後まで守り切り1-0で勝利。7試合ぶりの勝点3を手にし、最下位を脱出して18位に浮上した。
試合後のフラッシュインタビューで、増田功作暫定監督は選手たちの奮闘を称えた。
「良い形で背後に抜け出すシーンがあって、何回かチャンスがあったなかで、ノアのPKという形に繋がって、先制点を取ったのですけど、時間帯がまだ前半でした。時間帯が長ければ長いほど、守備に追われて。
どうしてもアタッキングサードでのプレーが少なくなってしまって。うちのアタッカー陣が、すごくハードワークしてくれて、あれだけ守備して無失点に抑えた。選手たちが勝ちたいという欲求のなかで、頑張ってくれました」
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久しぶりの勝利をファン・サポーターに届けられた。3月31日の就任以降、初勝利となった指揮官は気を引き締める。
「サポーターはファミリーですから、勝利を一番望んでいるので、終わった後にああやって選手たちと一緒に喜びあっている姿を見たら、やっぱり勝っていかなければいけないなと思いました」
そして、今後に向けて「(1-6で長崎に敗れた)前節、多く失点したなかで、クリーンシートで勝てたのは、選手たちがこれから、トライも含めて前向きにできるのではないかと思っています」と期待を寄せた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部