「これ以上、私に何ができる?」グアルディオラ監督がパーマーのチェルシー移籍の裏側を明かす「2シーズンに渡って退団を求めていて...」

現地4月20日に開催されるFAカップの準決勝で、マンチェスター・シティはチェルシーと対戦する。

この一戦の前日会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督が、今季にシティからチェルシーに移籍し、ここまでプレミアリーグで20ゴールと活躍するコール・パーマーについて語った。クラブの公式サイトが伝えている。

「彼らとの対戦は本当に難しい。チェルシーの前線がどれだけ強いかを理解している。特に今季のコールは決定的な仕事をしており、驚異的な選手だ」

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また指揮官は、アカデミーからシティで育ったイングランド代表MFとの在籍当時のやり取りを、こう明かした。

「パーマーが並外れた選手であると、ここにいた時から知っていた。私は彼にふさわしい出場時間を与えられなかった。チェルシーでプレーするのは、当然だったのかもしれない。

彼は2シーズンに渡って退団を求めていて、私はノーと言ってきた。これ以上、私に何ができる? 私は残ってほしいと言ってきたが、彼は最後まで去りたいと言ったんだ」

自らの希望でシティを離れた21歳のアタッカーは、新天地で圧巻のパフォーマンスを披露している。ファイナル進出を懸けた一戦で、古巣相手にどんなプレーを見せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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