【マイラーズC/穴ライズ】「4歳世代の新星出現、心身の充実でGI馬撃破も」 想定オッズ“20倍”前後の妙味

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■ニホンピロキーフ

3勝クラスの前走・関門橋Sは、好スタートから先行馬群の中に構えると、4角から直線にかけてスーッと進出を開始。前を射程圏内に捕らえて直線へ向くと、馬場の三分どころから力強く脚を伸ばし、後続を突き放して自身4勝目をマークした。2着馬との着差は2馬身半。まさに完勝だった。

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3勝クラスを制したばかりで、今回はいきなりのGII挑戦。GI馬セリフォスをはじめ、重賞2勝のソウルラッシュなど、一気の相手強化で厳しい戦いが予想されるが、伸び盛りの4歳馬であることに加えて、連対率100%の直線平坦コース。「勢い+好舞台」なら、強敵撃破まであっていい。

この中間は1週前のウッドで好時計を叩き出しており、当週は終い重点のウッドでラスト1F11秒0とデキは抜群。フィジカルとメンタルのバランスが整った4歳世代の新星が、波乱を巻き起こす。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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