【マイラーズC/穴ライズ】「世代屈指のポテンシャルあり、見限るには早計」 想定“10人気”以下の爆穴

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■フリームファクシ

昨年の2月にGIIIきさらぎ賞を制して以降は馬券内に縁がないが、2走前の京都金杯は勝ち馬コレペティトールから0秒4差の5着。長らく苦しいレースが続いていたが、初のマイル戦でこの馬らしさが見えたあたり、復調の兆しを感じさせた。

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さらなる前進が期待された前走の東京新聞杯は、15番枠発走から中団待機策を選択。直線で満を持して追い出されたものの、ピリッとした脚が使えず11着に敗れている。内枠&先行馬決着となったことから、外枠の不利が大きかった印象。この馬向きの流れにならなかっただけに、前回の敗戦だけで見限るのは早計だ。

内回りと外回りの合流点がある京都芝は、外枠でもインに潜り込める舞台設定。ロスなく運べれば面白い1頭で、皐月賞4番人気のポテンシャルが開花するシーンに警戒しておきたい。高配当の使者となる可能性は十二分にあると見た。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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