サンダーズ、秋田に勝利 CS争い踏みとどまる

サンダーズ-秋田 第3クオーター、サンダーズの菅原が3点シュートを決める=オープンハウスアリーナ太田

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は20日、群馬県太田市のオープンハウスアリーナ太田などで第34節が行われ、群馬クレインサンダーズは秋田に89-59で大勝した。連敗を4で止め、通算成績は29勝26敗。チャンピオンシップ(CS)へのワイルドカード争いでは前節まで2位だった島根が今節で2連敗したため、広島が2位に浮上。サンダーズと広島のゲーム差は残り5試合で3だが、直接対決の成績で広島が上のため、21日の試合で広島が勝利し、サンダーズが敗れるとCS進出の可能性がなくなる。

 サンダーズはPFベン・ベンティルが前半だけで27得点を挙げ、40-29で後半へ折り返した。第3クオーター以降もSG木村圭吾の3点シュートやPG五十嵐圭のレイアップなどで点差を広げた。ベンティルは6本の3点シュートを含むキャリアハイの36点をマークした。

 次戦は21日、同アリーナで再び秋田と対戦する。

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