阪神・大山悠輔「(球場へ)来る途中の道を変えました」お立ち台で意外な逸話披露 2戦連続3安打と復調の要因に

 リリーフカーに乗って場内を一周し、ファンの歓声に応える大山(手前)と大竹(撮影・立川洋一郎)

 「阪神15-2中日」(20日、甲子園球場)

 阪神の大山悠輔内野手が2戦連続猛打賞&3打点の大暴れでチームの今季初5連勝に大きく貢献。先制適時打に貴重な犠飛、そしてダメ押しタイムリーと完全復活を印象づけた。

 お立ち台に立った大山は大歓声を浴び、復調の要因を問われると「(球場に)来る途中の道を変えました」と語りスタンドの笑いを誘った。「ここまで本当に迷惑というか、チームメートに助けられてしかいなかったので、何とか自分が今度は助ける番になりたいなと思っていた」と力を込める。

 開幕前に下半身の張りを訴え、オープン戦終盤を欠場。開幕から自己ワーストの74打席連続ノーアーチなど不振にあえいだが、待望の一発から昇り調子だ。

 「本当にクリーンアップが仕事をすればやっぱり点数が入ると分かりましたし、そういう真ん中で打っているというのがあるので。何とか頑張りたい」と力を込めた。

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