【F1】中国GP予選でハース躍進 ヒュルケンベルグ9位で決勝へ〝小松マジック〟に期待

ヒュルケンベルグ(ロイター)

F1中国グランプリ(GP)予選が20日に行われ、小松礼雄代表率いるハースが躍進を果たした。

ハース勢はケビン・マグヌッセンが17位でQ1敗退と振るわなかったが、相棒のニコ・ヒュルケンベルグがその雪辱を晴らすように躍動。Q2では9番手に食い込み、マシン性能で差がある上位陣に風穴を開けた。

そしてQ3でも勢いは止まらず、決勝へ9番手のポジションを獲得した。ヒュルケンベルグの速さにファンも沸騰。ネット上では「あした、中団グループはみんなでハースの壁に挑戦…また小松さんの采配が冴えに冴えそうな気がする」と今季絶好調の小松代表の手腕に期待が高まっている。

小松代表は中国GPを前に、ハース公式サイトで「上海ではコーナリング速度が低く、バックストレートも長く、ピットストレートも長めなので、そのほうが我々の車に合っているはずだ。なので、何ができるかとても楽しみなんだ」と躍進を〝予告〟していた。

ダブル入賞を果たした第3戦オーストラリアGP以来となる2戦ぶりのポイント獲得へ向けて、小松マジックがサク裂する舞台は整った。

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