日本版ライドシェア 京都で2社が運行開始 京都市内でセレモニー

一般ドライバーが乗客を運ぶ、いわゆる「日本版ライドシェア」について、エムケイに続いて、都タクシーとキャビックの運行が20日から始まりました。運行開始に伴い、京都市役所前の広場でセレモニーが開かれ、西脇知事やライドシェアに参入している運行事業者が出席しました。日本版ライドシェアは、指定された地域や時間帯に、タクシー会社と契約した一般ドライバーが有料で客を運ぶ取り組みで、4月8日のエムケイが運行を始めたのに続き、20日は都タクシーとキャビックが運行を開始しました。京都府タクシー協会の筒井基好会長は「長年積み重ねた教習ノウハウを一般ドライバーにしっかり伝えながら、タクシーと同等のサービス、同等の安心・安全の水準を保っていきたい」と抱負を語りました。京都府タクシー協会では、観光客の増加が見込まれる大型連休に、京都駅と高台寺の区間で乗り合いタクシーを運行することも決定しました。これは10人乗りのジャンボタクシーを活用し、4月27日から29日までの3日間と、5月3日から6日までの4日間の、合わせて7日間、運行します。

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