「あしなが学生募金」全国で始まる 京都府内でも大学生が募金呼びかけ

病気や災害で親を亡くした子どもたちの進学を支援する「あしなが学生募金」が20日から全国で始まりました。「あしなが学生募金」は、経済的に苦しい子どもらの高校や大学への進学を支援するため、毎年、春と秋に全国各地で行われています。20日の初日、京都市下京区の京都タワー前では、親を亡くした大学生やあしなが育英会の奨学金を受けている大学生が、苦しい生活の実態などを訴えながら、募金を呼びかけ、道行く人らは、「お疲れ様」などと声をかけて募金に応じていました。また、大学生らは、募金ができるウェブサイトにつながるQRコードを載せたチラシを配るなどして、積極的に協力を呼びかけました。事務局によりますと、近年は高校奨学金の申請が急増していて、今年度は、半分以上の人に奨学金を支給できないということです。京都府内での募金は、4月21日(日)・27日(土)・28日(日)ニデック京都タワー下・JR桂川駅・四条河原町の京都髙島屋前で、いずれも正午から午後6時に実施されます。

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