最強トラウトが受けた衝撃「あれはジョーク」 普通の打撃練習で…大谷翔平に感じた“次元の違い”

打撃練習を行うドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平の打撃練習にトラウト「見ていて楽しいよ」

ドジャースの大谷翔平投手の打撃を、昨季まで同僚だったエンゼルスのマイク・トラウト外野手が絶賛している。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で司会を務めるメジャー通算218発を誇るトッド・フレイジャー氏が「(大谷の)打撃練習は今までに見た中で今も一番なのかい?」と尋ねると「見ていて楽しいよ」と答えた。

トラウトは大谷の打撃練習を“信じがたいもの”だと表現する。「Yeah。あれはジョーク(に思えるほど)だよ。あれはジョーク。見ていて楽しいよ」。昨年までずっと見てきた光景を懐かしむように答えた。「最初の2~3週目くらいは軽くやっている感じで、そこからギアを上げる感じなんだよ」として、間近で見た大谷流の打撃練習を説明した。

司会のスコット・ブラウン氏が、今季の大谷について「彼は素晴らしいスタートを切ったし、OPSも1.000を超えている(1.022)。だけど得点圏ではそこまで打っていないよね」とトラウトに話しかけると「彼なら問題ないよ」とトラウトは深く頷いた。

直後に「時には自分にとって良い方向に進むけど、そうならない時もある。野球とはタフなスポーツなんだ」と話し、大谷の現状を説明。元同僚で、仲の良かった2人だけに、味わい深い言葉だった。(Full-Count編集部)

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