浦和、またも無得点で2連敗 伊藤敦樹が決定機逸…ヘグモ監督悔やむ「ゴールだったら違った」

浦和のペア・マティアス・ヘグモ監督【写真:徳原隆元】

J1第9節でガンバ大阪と対戦

浦和レッズは4月20日のJ1第9節でガンバ大阪をホームに迎え撃ち、攻撃が不発に終わる試合展開で0-1の敗戦を喫した。2試合連続の無得点で連敗となったなか試合後、ペア・マティアス・ヘグモ監督は「得点が決まらなかったこと以外は非常に良くやってくれた」と評した。

浦和はMF中島翔哉が今季初のスタメンに入り左ウイングをスタートポジションにとり、左インサイドハーフにはMF大久保智明を起用。また、負傷から復帰したDFアレクサンダー・ショルツがキャプテンマークを巻いてプレーしたなか序盤からボールを保持する展開が続いたものの、前半をスコアレスで折り返す。

攻め切れない印象を与えるような試合展開のなか後半33分、自陣でのボールカットされた流れで逆襲を食らうとFW坂本一彩に均衡を破られ0-1とビハインドを背負う。終盤、FW興梠慎三を入れて2トップにするも、このまま敗戦。12日の柏レイソル戦に続く無得点での敗戦で2連敗となった。

試合後、ヘグモ監督は「前半はコントロールできていた。大きなチャンスは作れなかったが焦れずにボールを動かし続ければ後半はチャンスが作れるとハーフタイムに言った」と振り返り「得点が決まらなかったこと以外は非常に良くやってくれた」と、一定の評価を下した。

一方で、DF渡邊凌磨のクロスから生まれた後半10分の決定機をMF伊藤敦樹が逃すなど、決定力不足が顕著に。「あれがゴールになっていたら違っていた」と悔やみ、カウンターから許した失点時の対応についても「2対1で止めることはできた」と課題を指摘した。(FOOTBALL ZONE編集部)

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