広島-巨人戦でNHK解説の名手コンビに反響の声「要求レベルが高くて面白かった」「哲学者の講義聴いてるよう」新井監督の逸話も

 宮本慎也氏(左)と鳥谷敬氏

 「広島6-2巨人」(20日、マツダスタジアム)

 ヤクルトOB・宮本慎也氏と阪神OB・鳥谷敬氏がNHKの地上波中継でW解説を務め、反響を呼んだ。

 この日は「深掘り」と題し、守備にフォーカスした内容にテーマを絞っての解説。宮本氏「練習を見てるとどうしても内野手を厳しく見てしまう。特にショート」と語るなど、名手ならではの視点を中継の中で惜しみなく披露した。

 鳥谷氏も場面場面で内野手の心理状況や、足のさばきなどを丁寧に解説。現役時代に三遊間でコンビを組んだ広島・新井監督については「あまり自信はなかったと思います」と赤裸々にエピソードや2人の決め事を明かし、「一塁守備はめちゃくちゃうまかった。何度も助けられました」と語った。

 Xでは2人の解説を聞いたファンが「要求レベルが高くて面白かった」「哲学者の講義を聴いてるよう」「また宮本氏、鳥谷氏の重点守備解説中継してもらいたいな」「宮本と鳥谷の解説、専門的でおもしろいなあ」といった反響の声が集まっていた。

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