太陽光発電施設でケーブル盗難・複数犯の可能性も 山形・米沢市

米沢市の太陽光発電施設で4月、電力用のケーブルが大量に盗まれた事件で、警察は複数の人物が犯行に関わったとみて捜査をしている。

この事件は、4月12日午前、米沢市にある太陽光発電施設の管理人が施設から送電されていないことに気づいて確認したところ、銅線の入ったケーブルが大量に盗まれていることがわかったもの。
警察によると、盗まれたケーブルは約4500メートルで、被害額約1900万円は、県内で起きた同様の事件としては過去最高。

被害にあった施設は山あいにあり、周囲の金属製のフェンスを壊した跡があったことから、そこから何者かが侵入し盗み出したとみられている。
警察は、盗まれたケーブルが大量だったことから複数の人物が犯行に関与したものとみて捜査を進めている。

県内では2023年、太陽光発電施設から電力用ケーブルが盗まれる被害が米沢・南陽・村山でそれぞれ2件ずつ、合わせて6件確認されていて、警察はこれらとの関連も調べる方針。

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