奥日光に本格的な春 自家用車乗り入れ禁止区間で低公害バス運行開始

とちぎテレビ

奥日光の豊かな自然環境を守るため自家用車の乗り入れが禁止されている区間を走る低公害バスの今年度の運行が20日から始まりました。

この低公害バスは、ラムサール条約の湿地に登録されている奥日光の湿原の豊かな自然を守るため自家用車の乗り入れを禁止する代わりに1993年から運行しています。

毎年、春から秋にかけて戦場ヶ原に隣接する赤沼車庫と小田代原、それに中禅寺湖の千手ヶ浜を結ぶおよそ9・5キロの区間を往復します。

こちらは、バスを運行する日光自然博物館が千手ヶ浜で撮影した男体山の日の出の写真です。

7月には、この日の出に合わせて早朝便の運行も始まります。

またこれからの季節は、この場所で可憐なピンク色の花を咲かせるクリンソウが見頃となるほか、一帯では、四季折々の美しい風景を楽しめるということです。

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