ソフトバンク、今季2度目の延長12回引き分け 6回に無安打で奪った3得点のみでオリックスとドロー

延長10回、無失点に抑え甲斐(右)とタッチを交わす松本裕(撮影・穴井友梨)

◆ソフトバンク3-3オリックス(20日、ペイペイドーム)

ソフトバンクが、延長12回で引き分けた。

打線は初回に1死一、三塁、続く2回にも無死二、三塁と絶好のチャンスをつくったが、ともにあと1本が出ず得点を奪えなかった。

先発のモイネロは初回、2回は安打を許さず無失点に抑えたが、3回に1死一、三塁から宗に右前適時打を浴び先制点を許すと、さらに2死二、三塁からもセデーニョに左前適時打を浴び2点目を失った。

モイネロは続く4回にも2死一、三塁から福田に右翼への適時二塁打を許し3点目を失うとこの回限りでマウンドを降りた。

打線は3回以降も毎回走者を出しながら得点につなげることができずオリックス先発の東に5回無失点の好投を許した。

それでも3点を追う6回、2番手の山田から3連続で四球で1死満塁のチャンスをつくると、柳田の押し出し死球、山川の中犠飛で1点差に迫ると、その後2死満塁から栗原が押し出し四球を選び、この回ノーヒットで同点に追いついた。

7回以降は互いに得点を奪うことができず同点のまま試合は延長戦に突入した。

延長戦でも互いに12回まで得点を奪うことができず、ソフトバンクは17日の日本ハム戦に続き今季2度目の引き分けとなった。

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