【大相撲】高安が妻の杜このみと〝合同トレーニング〟「腹筋と背筋を鍛えたほうがいい」

ぶつかり稽古で胸を出す高安

大相撲春巡業が20日、神奈川・横浜アリーナで行われ、元大関の幕内高安(34=田子ノ浦)が妻で演歌歌手の杜このみ(34)との〝合同トレーニング〟について語った。

朝稽古で関脇の若元春(荒汐)、大栄翔(追手風)らと7番取って6勝1敗。「無理せずにできました」と納得の表情を浮かべた。

16日の勧進大相撲(東京・両国国技館)で、昨年10月に亡くなった谷村新司さんの「昴」を熱唱。妻が見守る中で、美声を響かせて反響を呼んだ。

高安は「歌をうまく歌うためには腹筋と背筋を鍛えたほうがいいし、体幹の強さが大事。奥さんと2人で、ジムに行くこともある。家にはカラオケセットがあるし、奥さんに相対音感があるので、ピアノを弾いてもらって(自分が)歌うこともある」。それぞれの本業のために、一緒にトレーニングを積むこともあるようだ。

これまでも高安は、NHK福祉大相撲などのイベントで歌声を披露してきた。「ただ歌うんじゃなくて、自分の声で歌手の気持ちを表現したい。人の心に響くように歌いたいし、人の心に響くような相撲が取りたいですね」と笑みを浮かべた。

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