鹿児島中央警察署は17日、うそ電話詐欺の被害を防いだとして、鹿児島市のセブン-イレブン鹿児島鴨池港前店のアルバイト店員山下楓さん(鹿児島国際大4年)に感謝状を贈った。
同署によると、80代男性が1月下旬、5万円分の電子マネーカードを買いに来店した。山下さんが理由を尋ねると「パソコンがウイルスに感染し、表示された連絡先に電話したら購入を指示された」と答えたため、近くの交番に相談するよう説得した。
山下さんは「ニュースなどで見るよくある手口だと思い、とっさに体が動いた。自分の行動で詐欺を防げてうれしく思う」と話した。