これは私の実体験です。信じられないほど強引なナンパに身の危険を感じました。
ナンパ
その日私は女友達と2人で繁華街に飲みに出掛けていました。数軒はしごしてお酒を楽しんだあと、「〆にラーメンを食べよう！」ということになり、ラーメン屋へ。
ラーメン屋で女友達とラーメンの到着を待っていると、近くにいた2人組の男性から声をかけられました。「お姉さんたち可愛いね、このあと飲みに行こうよ。」「何歳なの？ 連絡先教えて。」と、いかにも酔っぱらいのナンパという感じ。
その場は適当に交わして、さっさと食事を済ませラーメン屋を出ました。私と女友達は家の方向が真逆だったため、タクシーに乗車する場所が違います。そのためラーメン屋の前で解散して、私はタクシー乗り場に向かいました。
タクシー
自宅方面に向かうタクシー乗り場に着くと、幸い空いていてすぐにタクシーの順番が来ました。タクシーに乗り込み帰ろうとすると、次の瞬間先ほどのナンパ男性2人組のうちの1人が私の乗車しているタクシーに乗り込んできます！
ラーメン屋からつけられていたことに気がついておらず、私はパニックに。そんな私を無視してその男性はタクシー運転手さんに「○○ホテルまで。」とラブホテルの名前を告げました。
タクシー運転手さんは私とその男性が知り合いだと思ったようで、車を発進してラブホテルの方向へ向かい始めてしまいました……。
男から逃げた方法
「このままだとラブホテルで降ろされてしまう。どうしよう。」と悩んでいると、男性がタクシー運転手さんに「コンビニに寄りたいから止めて。」と指示。
男性がコンビニで一度降りたとき、「チャンスはいましかない！」と思い、タクシー運転手さんに「発進してください！」とお願いしました。続けて、「あの男性は知り合いでもなんでもありません。気付かれる前に出してください！」と伝え、その場から離れてもらいました。
先ほどラーメン屋からタクシー乗り場まで尾行されていたことに気がつかなかったことを考え、遠回りしながら自宅に向かってもらい、なんとか無事に帰宅。あのとき男性がコンビニに寄らなかったら、どうなっていたんだろうといまでもゾッとします。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：Emi.A
