【阪神】岡田監督 クリーンアップの復調にホッ「やっと3人が打率2割の大台に乗った」

連日の猛打賞となった阪神・大山悠輔

虎のクリーンアップが完全復活だ。阪神は20日の中日戦(甲子園)に15―2で勝利。相手先発・大野を2回途中で引きずり下ろすなど、序盤から打線がつながった。

中でも、4番・大山悠輔内野手(29)が2夜連続の猛打賞を記録。初回一死二塁から先制の中前適時打、2回一死満塁で左犠飛を放つと、7回には二死一、三塁から左前適時打が飛び出した。

この日は5打数3安打、1犠飛、1四球の大活躍でお立ち台に立った虎の4番は「チームが勝ったのが1番。ここまでチームメートに助けられてしかなかったので必死にやった結果です」と笑顔を見せた。復調のキッカケを問われると「(球場へ)来る途中の道を変えました」と明かし、スタンドに詰めかけた虎党の爆笑を誘った。

また、3番・森下も4打数1安打1打点、5番・佐藤輝も5打数2安打3打点とチームの勝利に貢献するとともに、打率を2割に乗せた。岡田彰布監督(66)も「やっぱりボール球を振らないというところだと思う。やっと(クリーンアップの)3人が2割の大台に乗ったので、よかったですね」とホッとした表情で振り返っていた。

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