エムバペか、ベリンガムか…英仏メディアの「バロンドール論争」がヒートアップ

3冠の可能性を残すPSGのエムバペ

世界最優秀選手賞「バロンドール」の〝本命争い〟が過熱している。

英紙「インディペンデント」は公式X(旧ツイッター)で、スペイン1部レアル・マドリードに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガム(20)について「Rマドリードがダブル受賞(スペインリーグ&欧州チャンピオンズリーグ)を達成すれば、ジュード・ベリンガムが2番目に若いバロンドール受賞者の最有力候補となるだろう」と報じた。

しかし、この報道にフランスメディア「PSGトーク」は反論。「(フランス代表FWキリアン)エムバペ(パリ・サンジェルマン、PSG)はバロンドールを獲得するチャンスがある。しかし、ある報道によると25歳(エムバぺ)はタイトル候補ではないという」と皮肉を込めた上で「PSGは3冠(フランスリーグ&フランスカップ&CL)のチャンスがあり、フランス代表は欧州選手権で優勝候補一つ。パリ五輪に出場し、金メダルを獲得する可能性がある」という。

現時点ではエムバペもベリンガムと有力候補なのは間違いない。同メディアは「たとえベリンガムがダブル優勝しても、エムバぺが欧州選手権と金メダルを獲得すると、どうなるかは興味深い。それでもRマドリードの選手が本命となるだろうか」と伝えており、今後が気になるところだ。

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