【阪神】“六甲おろし”鳴りやまぬ甲子園球場! 今季最多得点&先発全員安打で初の5連勝!「猛虎打線復活‼」とファン大反響

4月20日、甲子園球場で行なわれた阪神対中日の一戦。試合は15対2で阪神が勝利し、今シーズン最多となる14安打15得点で同じく今シーズン初の5連勝を飾った。2位に浮上した阪神は首位の中日に0.5ゲーム差となり、射程圏内に捉えた。

この日、阪神は初回に2死二塁で4番・大山悠輔がセンターへの先制タイムリーヒットを放ち、2試合連続となる打点を挙げる。しかし、阪神の先発・大竹耕太郎が中日打線の連打を浴びて逆転を許してしまう。

迎えた2回裏。阪神は無死満塁のチャンスで9番・大竹耕太郎がタイムリーヒット。さらに1番・近本光司のセンターへの犠牲フライで阪神が逆転した。

その後も、3番・森下翔太のレフトへのタイムリーヒットや、大山の犠牲フライ、5番・佐藤輝明のタイムリーヒットなどで得点を重ねた。この回だけで今季最多となる8得点を奪うと、6回にはランナー二、三塁で、途中出場の6番・前川右京にもタイムリーが飛び出し2ケタ得点となった。7回裏までに阪神は15得点の大量得点を挙げ、首位中日を相手に圧倒的な強さを見せつけた。

今シーズン初の先発打者全員安打には、4万人超の阪神ファンが集結した甲子園球場に拍手喝采と“六甲おろしが鳴り響き、大盛り上がりの一戦となった。
さらに、阪神の1イニング7得点という成績は、同じく甲子園球場で行なわれた2020年8月6日の巨人戦の8回に成し遂げた7得点以来となり、約4年ぶりの快挙だ。

打棒爆発の阪神の5連勝にSNS上では反響が続々。「爆勝とらほー‼」「猛虎打線復活」「ようやく開幕気分」「六甲おろしが止まらないwww」「六甲おろし歌いすぎた」「打球速度やばすぎて草」「祭りじゃ祭りじゃ」「打線が完全に目覚めましたな」「牙と鋭い爪を取り戻した」「ホームラン無しでこんだけ取れるのは凄いなw」などと、歓喜の声が上がっている。

なお、21日に同じく甲子園球場で行なわれる中日戦で6連勝を達成すれば、一気に首位浮上となる。明日も球場を包み込むほどの“六甲おろし”が聞けるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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