『違う惑星の変な恋人』Blu-ray&DVD、8月2日発売 莉子、筧美和子らが繰り広げる会話劇

映画『違う惑星の変な恋人』のBlu-ray&DVDが8月2日に発売されることが決定した。

第36回東京国際映画祭で「アジアの未来」部門出品としてワールド・プレミア上映された本作。199分に及ぶ恋愛群像劇『恋愛依存症の女』を手がけ、第2作『階段の先には踊り場がある』で商業デビューを果たした木村聡志監督による恋愛映画だ。

同じ美容室で働くむっちゃん(莉子)とグリコ(筧美和子)は、ふとしたきっかけでお互いの音楽の趣味が合うことを発見して以降、なんでも話し合う仲に。ある日、美容室にグリコの元カレ・モー(綱啓永)が現れる。グリコはモーから復縁を迫られているらしい。グリコはシンガーソングライター・ナカヤマシューコ(みらん)のライブで旧知のベンジー(中島歩)と再会。同行していたむっちゃんはベンジーに一目惚れしてしまう。むっちゃんはグリコとモーの協力を得てなんとかベンジーと恋仲になろうと、モーはむっちゃんの力を借りてグリコにアプローチをし続けることに。そのまた一方、ベンジーはナカヤマシューコと関係を持っていて、むっちゃんからの恋心も感じているもののひさしぶりに会ったグリコに一番惹かれている。またグリコもむっちゃんへの罪悪感を感じつつも、久しぶりに会ったベンジーに惹かれていることに気付き始める。カタールW杯の日本戦が始まる頃、複雑にこんがらがってしまった恋の矢印を整理するためにむっちゃん、グリコ、ベンジー、モーが一同に介するのであった。

主人公・むっちゃんを演じるのは、映画『女子高生に殺されたい』、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)などに出演し、本作が映画初主演となった莉子。共演には筧美和子、中島歩、綱啓永、『愛なのに』に続き本作の主題歌も担当するミュージシャン・みらんが名を連ねた。
(文=リアルサウンド編集部)

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