衆議院補欠選挙 与野党直接対決で注目の島根1区 大物議員続々応援に

衆議院3つの補欠選挙が告示されましたが、唯一、与野党直接対決の構図となった衆議院島根1区の補欠選挙が、大きな注目を集めています。20日は、両陣営ともに大物議員が応援に駆け付け、候補への支持を訴えました。

細田博之前衆議院議長の死去に伴う衆議院島根1区の補欠選挙には、届け出順に、自民党新人で公明党が推薦する錦織功政さん55歳と、立憲民主党元職で国民民主党などが支援する亀井亜紀子さん58歳の2人が立候補しています。

錦織陣営では、小泉進次郎元環境大臣が島根入りし、大票田・松江市内で候補への支持を訴えました。

小泉進次郎元環境大臣「悪いのは今の自民党です。錦織さんは、全く関係ありません。その今の自民党を変えるには、今までの自民党に染まっていない、そういう人が国会に出て。」

一方、亀井陣営には、野田佳彦元総理と蓮舫議員が駆けつけ、スーパーの前などで、候補への投票を呼びかけました。

蓮舫参議院議員「皆さんの生活の苦しさ、家計の痛みを何とか和らげなければいけないのに、今の政府、与党、自民党、派閥政治。何やってるか。裏金じゃないですか。」

21日は、岸田総理と泉代表。両党のトップが、揃って島根入りする予定で、28日の投開票日に向け、島根1区の選挙戦はヒートアップしています。

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