【フジサンケイレディス】竹田麗央が初優勝から「2週連続V」へ王手!史上4人目の快挙なるか? ツアー20勝の実力者・鈴木愛が猛チャージ

20日(土)、第42回フジサンケイレディスクラシックの大会2日目が、川奈ホテルゴルフコース・富士コースで行われた。

予選通過がかかった大会2日目。ゴルフトーナメントでは、スコアが大きく動くことから“ムービングサタデー”とも呼ばれる。

その大きな波に乗ったのがツアー20勝を誇る鈴木愛だ。2日目スタート時のスコアはトップと5打差の1オーバー35位タイ。

予選カットラインも迫り来る中、「今日は早い時間で昨日より(風が)穏やかで回りやすかった」と猛チャージを見せていく。

前半、バーディーを2つ奪い、アンダーパーグループに入ると、15番で4mのバーディーパット、18番でも4mを沈め、「パット巧者」の実力を発揮する。この日、奪ったバーディーは6つ。難攻不落の川奈でノーボギーという圧巻のラウンドだった。

「(川奈と)相性は悪くないけど、初日、2日目で出遅れることが多かった。来週は(トーナメントを)休むので、良いプレーをして終わりたい」と、今シーズン3勝目を虎視眈々と狙う。

そして先週、初優勝をあげた勢いそのままに今日もトップを堅守したのが21歳の竹田麗央。4アンダー、単独トップでスタートした竹田だが、スタートの1番ホールでボギー。トップタイに並ばれてしまう。

「この(川奈)コースはボギーはどうしても出るので、それが最初にきたと考えて、うまく切り替えた」と3番で最初のバーディーを奪い、ボギーを取り返す。

昨日は2番から4連続バーディーを決めた竹田だが、今日も7番から3連続バーディー。最終組のトップ争いから抜け出していく。12番のパー5では2オンに成功、今日5つ目のバーディーを奪い、今季ドライビングディスタンス3位の飛距離も見せつけた。

8アンダー、2位タイグループに3打差をつけフィニッシュした竹田。初優勝から2週連続優勝を達成したのは過去3人のみ。

「明日になってみないと分からない。最後の9ホールが大事だと思うので、がんばりたい」と明日は勝負の“バックナイン”に照準を定めた。

予選カットラインは2オーバー。53名が明日の最終ラウンドに進んだムービングサタデー。明日21(日)、第42代の“川奈の女王”をかけて、ファイナルラウンドは朝7時にスタート予定だ。

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