【高校野球】横浜清陵が初の春ベスト8 武相がY校下す 東海大相模・藤田が桐蔭を完封

【横浜商-武相】完投勝利しナインとタッチする武相の八木=等々力

 神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は20日、4回戦8試合を4会場で行い、ベスト8が決まった。

 横浜清陵が2―0で三浦学苑を破り、初の春ベスト8進出。公立校では唯一、夏の神奈川大会第2シード以上を確定させた。武相は横浜商(Y校)に終盤追い付いて5―3で逆転勝ちし、2013年以来となる8強入り。

 東海大相模は、左腕藤田琉生(3年)が桐蔭学園を6安打2四死球7奪三振で完封。ボークで得た1点を守り切った。鎌倉学園―向上は、鎌学が9点差を追い付いて延長タイブレークにもつれる大接戦の末、向上が12―11で競り勝った。

 横浜は県相模原にコールド勝ち。桐光学園、慶応、日大藤沢も勝ち上がった。

 準々決勝は27、28日にサーティーフォー保土ケ谷球場で行われる。組み合わせは、27日が向上―清陵、武相―日藤、28日は慶応―横浜、東海―桐光。

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