イチロー、渡米時の“貯金額”にネット騒然「やっぱすげ~わ」 日本最高給で「生きたお金の使い方」

イチロー氏【写真:ロイター】

自己投資の重要性も強調「考えて欲しい」

米大リーグ・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が、SMBC日興証券株式会社のYouTubeチャンネルに出演し、自己投資の重要性を強調した。中でも話題を呼んでいるのが、メジャー移籍時の貯金額。「凄すぎる」「一片の迷いなし」などとX上のファンも騒然となっていた。

同チャンネルの企画「おしえて! イチロー先生! リターンズ」で公開された動画内。イチロー氏はマリナーズに移籍した01年当時の貯金額について「僕が日本でプレーしていた時、当時、日本の選手の中では給料が一番高かったんです。それ、アメリカに行くとき、ゼロですからね。本当の話ですよこれ」と驚きの事実を打ち明けた。

参加者も目を丸くしたエピソード。続けてイチロー氏は「僕はもうアメリカで絶対やらなきゃいけなかったんですよ。アメリカで結果が出せない=僕の人生はもう、ないも同然です」と覚悟しての渡米だったと打ち明けている。

この話はX上の日本ファンにも衝撃を与え「アメリカに渡った時の貯金額が0なんて凄すぎる」「夢に投資」「振り切ってる すごい」「やっぱすげ~わー。一片の迷いなし」「結果、この自己投資で何倍も稼ぎましたからね」「結果出したからこそ流石」「それこそ生きたお金の使い方」などと反響が集まっていた。

イチロー氏は「自己投資が重要だと思うが、貯金ってする意味あるんですか?」との質問に対し、「自己投資はすごく大事なこと」とコメント。ドラフト指名された日本の選手が契約金の使い道として「貯金」を選ぶことについて触れ、こうも語っている。

「自分が一流の選手になるために、何にお金を使うか、考えて欲しいわけですよ。例えば、家を選ぶとき。シアトルからニューヨークにトレードになりました。僕は家の中でトレーニングできないと嫌なので、マシンを最低5台置かなきゃいけない。そんなスペースをニューヨークで探すのって大変なんです。月々の額もとんでもない。信じられない額だけど、でもそれは自分への投資だから、思いっきり使うんですね」

米経済ニュース専門局「CNBC」によると、イチロー氏がヤンキースに移籍した2012年当時、米国内で「収入に対して最も家賃比率が高い街」1位だったという。それでもイチロー氏は自己投資のために出し惜しみしなかったそうだ。

THE ANSWER編集部

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