兵庫リレーカーニバル開幕 メインレース男子1万mはネルソン・マンデラ連覇

バトンをつなぐ高校男子1600メートルリレーの選手たち=20日午後、ユニバー記念競技場(撮影・大田将之)

 陸上の第72回兵庫リレーカーニバル(兵庫陸上競技協会、神戸新聞社など主催)は20日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で開幕した。第1日は男女計9種目の決勝と小中高生らのリレー予選などが行われ、白熱したレースが繰り広げられた。

 開会式では但馬ACの十倉一誠選手(朝来市立竹田小6年)が宣誓。続いて中学女子砲丸投げの決勝などがあった。初日のメインレースとなったアシックスチャレンジ男子1万メートル(タイムレース)はネルソン・マンデラ(桜美林大)が2連覇。日本人トップは野中優志(トヨタ自動車、関学大出身)で全体7位だった。

 同女子5000メートルは、尾崎光(シスメックス)が初優勝を飾った。中学男子走り高跳び決勝では、加東市立社中3年の藤井洸太朗選手が、40年ぶりに大会記録を塗り替える1メートル96で制した。

 最終日の21日は男女のグランプリ種目やリレーなど計33種目の決勝を行う。(山本 晃)

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