モドリッチ 退団濃厚から一転レアルと契約更新か「継続することを優先」=地元報道

モドリッチ(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードで10番を背負うクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(38)が契約更新する可能性があると、スペインメディア「FICHAJES」が報じた。

今季限りで契約満了となるモドリッチは出番が激減しており、退団が確実視されていた。しかし欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のマンチェスター・シティー(イングランド)戦で途中出場ながら存在感を示したことで「モドリッチは契約が終了するRマドリードで、少なくともあと1シーズンは継続することを優先している」という。

現場の責任者であるカルロ・アンチェロッティ監督もサブメンバーとしながらもモドリッチを高く評価している。同メディアは「スター選手には海外からのオファーもあるが、彼の一番の目標は白いユニホームを着続けることだ」と契約更新を熱望しているとし「この問題について最終決定権を持つのはフロレンティーノ・ペレス会長である」と伝えた。

2018年には世界最優秀選手賞「バロンドール」を獲得したモドリッチはベテランの域に入りながらも名門クラブで真価を見せ続けている。同メディアは「1つ確かなことは、モドリッチはこれまで、そしてこれからもレアル・マドリーのレジェンドであるということだ」と指摘。来季もRマドリードでプレーする可能性は高まっているようだ。

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