CL敗退からのリバウンドメンタリティを求めるシャビ監督「マインドを変えなければならない」

バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、レアル・マドリード戦への決意を語った。20日、スペイン紙『マルカ』が同監督のコメントを伝えている。

ここまで31試合を消化したラ・リーガで21勝7分3敗を記録し、勝ち点「70」の2位につけるバルセロナ。首位を走るレアル・マドリードからは8ポイント差をつけられているものの、現在リーグ戦では10戦無敗を維持しており、好調を保ちながら21日に行われる宿敵との“エル・クラシコ”へと臨む。

会見に出席したシャビ監督はレアル・マドリード戦について、「今シーズンで最も重要な試合だ」とコメント。「マドリードは強いし、世界最高のチームであるシティを退けた後ではなおさらだ。気分は最高潮に達するだろうし、相手はとても強いだろう」と17日に行われたマンチェスター・シティとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグを制した相手の勢いに警戒を示した。

また、自らが率いるバルセロナが準々決勝でCLから敗退となったことに対しては、「マインドを変えなければならない。先日の怒り、フラストレーション、無力感を自分たちのために変える必要がある。今週のCLを終え、私たちの前には強くて精神的に強化されたレアル・マドリードがいる」と切り替えの重要性を強調。さらに、「私たちはレアル・マドリードに並々ならぬ敬意を抱いている。偉大なチームと戦うために全力を尽くすつもりだ」と称賛を送りながら意気込みを述べている。

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