粗品の“ユーチューバーおもんない”にシバター「ヒカキンで1回も笑ったことない。けど…」

シバターと粗品

ユーチューバーのシバターが20日、自身のユーチューブチャンネルを更新。お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品がバラエティー番組内で「ユーチューバーっておもんない」と述べた件について言及した。

粗品は12日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」で「最近ユーチューバー認められだしたというか、『すごいやん』『尊敬できる』って風潮になってるじゃないですか…いや、ユーチューバー、おもんないっすよね?」とズバリ。続けて「芸人なのに『ユーチューバーおもしろい』みたいに言ってるやつ、めっちゃ嫌いで…」と述べ、それが誰か聞かれると「僭越ながら宮迫(博之)」とぶっ放した。

この〝ユーチューバーおもんない〟論争に新たに参戦したのがユーチューバー歴10年のシバターだ。

「結論から言いますよ。面白くないですよ」

そうあっさり認めたシバターは「つまんない。ヒカキンで笑ったこと1回もないし。東海オンエアも見て1回も笑ったことない。しばゆーがセンスあるみたいなこと言うけど、どこにもセンスを感じない」とボロカス。

続けて「粗品が『面白い』というものはユーチューバーにはない。ただ、粗品のいう面白さはテレビで振られた時に面白いことを返してとか、自分が司会で会話のうねりを作るとか、それで自分がオトすとか、純粋にステージの上で漫才をやるとか。自分に興味のない人たちも笑わせる。いわゆる〝お笑い〟という能力でいうと、ユーチューバーはないですよ」と語った。

一方で「ただ、言わせて欲しいのは、お笑い芸人は訓練してるじゃん、練習してるじゃん。人を笑わせるワザを磨いている。ユーチューバーってそこで戦ってない。お笑いを作っているわけではないんですよ。いろんなユーチューバーがいるんだけど、それが興味ある人に対して、興味のあることを配信する。都市伝説が好き人に対して、興味のある都市伝説の話をする。だから(粗品と)戦っているフィールドが違う」と主張。

その上で「お笑い芸人にもつまんないやつはいっぱいいる。ユーチューバーよりも。お笑い芸人の方が上というのは間違っている」と力説していた。

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