遺体運搬に高速道路使ったか 栃木・男女2遺体遺棄事件

栃木・那須町で男女2人の焼けた遺体が見つかった事件で、押収された車は、高速道路を使って移動していた可能性があることがわかった。

この事件は4月16日、那須町の山林の河川敷で、宝島龍太郎さん(55)と40代から60代くらいの女性の遺体が焼けた状態で見つかったもの。

遺体が見つかる直前には、現場付近の防犯カメラに不審な黒い車が映っていた。

警察は、遺体の運搬に使われた犯行車両とみて、栃木県外のナンバーをつけた黒い車を押収して調べを進めている。

栃木県内で20日、半開きのシャッターの奥で、押収された車両の検証作業が行われていた。

また、捜査関係者によると、押収した車とみられる黒い車が、現場近くの高速道路のインターチェンジ付近で防犯カメラに映っていたことがわかった。

高速道路を使って、宝島さんら2人を運んだ可能性があるという。

事件前日の夜、東京・上野で宝島さんとその妻とみられる男女2人が、男ら2人が乗る車に乗り込む姿が確認されていて、警察は、複数人による犯行とみて捜査している。

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