砺波の空に「気球の花」満開 チューリップフェアPR

フェアの準備が進むチューリップ公園近くから空に上がる熱気球=砺波市内

 23日開幕のとなみチューリップフェア(富山新聞社後援)をPRするチューリップバルーン2024は20日、準備が進むフェア会場近くの砺波市中村多目的グラウンドを離陸地点に行われた。全国各地の35チームがカラフルな熱気球の飛行を披露、砺波平野の上空を彩った。5年ぶりに搭乗体験もあり、家族連れが歓声を上げた。

 今年で29回目。富山県内や北海道、宮城、新潟、東京、熊本などのチームが午前7時ごろから競技飛行に飛び立った。

 搭乗体験の収益は能登半島地震の義援金として寄付する。実行委員会の橋本精一さん(61)=南砺市本江=は「気球からは能登が見える。空から復興を祈りたい」と話した。21日も競技飛行を行う。

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