「大きなミスは少ない」 渋野日向子は今季初の2R連続アンダーパー

渋野日向子はこの日もアンダーパーで回った(撮影:南しずか)

<シェブロン選手権 3日目◇20日◇ザ・クラブ at カールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6889ヤード・パー72>

最終ホールのパー5では果敢に2オンを狙った2打目が池に落ちたが、なんとかボギーで収め、2バーディ・1ボギーの「71」でムービングでーを回りきった渋野日向子。前日の「69」に続き、2日連続のアンダーパーラウンドは今季初だ。

久しぶりの決勝ラウンドは3番パー3でティショットを1.5メートルにつけバーディが先行。ピンチをしのぎながら8番パー5では2オンに成功。イーグルパットをショートさせたが、楽々バーディを奪い2アンダーで後半に向かった。

バックナインに入るとガマンの展開が待っていた。「チャンスはちょっと少なかったと思うんですけど、なんとか耐えながらパーパットを沈めることができた」。こう話すように3、4メートルのパーパットをことごとく沈め続けた。

ボギーフリーで迎えた18番パー5。この日はティが前方に移り、487ヤードと距離も短め。ティショットでフェアウェイを捉えたが、2オンを狙った2打目は池に沈んだ。「最後池ポチャしたのはもったいなかったかなと思います」としながらも、「まあ、ボギーで抑えられたから明日にはつながる」と前向きに捉える。

「大きなミスっていうのは少ない」と振り返る3カ月ぶりのムービングデー。「久しぶりに決勝ラウンドをプレーできるのはすごい楽しいなと思いながらやってました。明日は最後なので、しっかり悔いの残らないように頑張ります」と、さらなる浮上を誓った。

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