「相手の守備陣を絶え間なく悩ませた」激闘を制し決勝進出のセルティック、日本人3選手のアバディーン戦の現地評価は?「もっと効果的であるべきだ」

日本人5選手が所属するセルティックは現地時間4月20日、スコティッシュカップの準決勝でアバディーンと敵地で対戦した。

古橋亨梧と旗手怜央が先発したセルティックは、開始2分でいきなり先制点を奪われる。それでも21分に古橋のシュートのこぼれ球をニコラス・キューンが押し込み、試合を振り出しに戻して前半を終える。

さらに後半には、62分に岩田智輝を投入した直後に、ジェームズ・フォレストが逆転弾を奪取。しかし90分に土壇場で同点弾を献上する。

2-2のまま突入した延長戦では、互いに1点ずつを奪い合って120分が終了。PK戦の末に、セルティックが勝利して決勝進出を果たした。

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セルティックの地元メディア『Glasgow World』は、この一戦に出場した選手たちを採点。旗手、古橋、岩田の3人は、それぞれ以下のように評価している。

旗手/採点「6」
「前半、セルティックはほとんど彼を経由しなかった。しかし、後半にチームがポゼッション率を高めたことで、彼の存在感が高まった。フォレストのゴールのアシストも記録している」

古橋/採点「6」
「賢いプレーでセルティックの同点弾に貢献し、70分間のプレーの中でアバディーン守備陣を絶え間なく悩ませた」

岩田/採点「5」
「(カラム・)マグレガーの役割を引き継ぎ、30分間で満足のいくパフォーマンスを見せた。しかし前方へのパスはもっと効果的であるべきだ。PKはきっちりと成功させた」

セルティックは決勝で、レンジャーズ対ハーツの勝者と激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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