カージナルスが12失点大敗で借金3 マイコラスが3被弾5失点、ヌートバーは二塁打含む2出塁

● カージナルス 5-12 ブリュワーズ ○
<現地時間4月20日 ブッシュ・スタジアム>

セントルイス・カージナルスが12失点の大敗で3連敗。先発したマイルズ・マイコラス投手(35)が5回途中5失点で敗戦投手。ラーズ・ヌートバー外野手(26)は「7番・左翼手」でフル出場し、二塁打含む2度の出塁を果たした。

マイコラスは初回、4番ホスキンスに4号2ランを浴び、先制点を献上。2回表には、二死満塁から2番ウィリアム・コントレラスにホームラン性の打球を打たれるも、中堅手マイク・シアーニがフェンスに激突しながら好捕。守備に助けられピンチを脱出した。

野手陣は守備に続き、打撃でもマイコラスを援護。1点ビハインドで迎えた2回裏、先頭ヌートバーの二塁打から無死満塁のチャンスを作ると、ブレンダン・ドノバン、ポール・ゴールドシュミット、ウィルソン・コントレラスの三者連続打点で逆転に成功した。

しかし4回表、マイコラスが無死二塁から8番トゥラング、9番チョウリオに二者連続弾を浴び、再逆転。5回表のマウンドにも上がったが、二死から安打を許したところで2番手へ交代。4回2/3、80球を投げて9安打、5三振、5失点という内容で、失点は全て本塁打によるもの。今季3度目の“5回途中5失点”投球で3敗目を喫した。

チームは登板した4投手全員が失点を記録し、最終的に12失点で地区首位ブリュワーズに連敗。ナショナル・リーグ中地区では唯一の勝率5割以下チームとなっており、借金は3つに膨らんでいる。

なお、この試合のヌートバーは3打数1安打、1四球という内容で3打席連続安打をマーク。今季初出場から8試合連続で出塁を記録し、今季成績は打率.240、OPS.864となっている。

© 株式会社シーソーゲーム